プラセンタの安全性:どれがいい?

プラセンタの安全性:どれがいい?

プラセンタとは胎盤から抽出されたエキスのことです。一言でプラセンタといっても、原料は一つではありません。ヒト、馬、豚、羊など動物由来や植物由来と大きく2つに分けられます。市販されているプラセンタの安全性は確立していると思っている方がほとんどかと思いますが、実はプラセンタの安全性は確立していないのです。それではどれを選べばいいのでしょうか。
色々なプラセンタサプリメントが乱立している現況を危惧してJHFAは由来成分を規格内と規格外に区別しました。
馬と豚の胎盤のみが規格内で、羊や植物の胎座、マリンプラセンタ、生プラセンタはそれぞれ規格外とされています。特に羊の胎盤はスクレイピー発症法リスクが否めないこと、豚の胎盤の非加熱製剤である生プラセンタは非加熱のため感染症のリスクがあるのです。
つまり、プラセンタの安全性を確立するためにJHFAが出した見解によると、馬が豚の胎盤を使用したプラセンタサプリメントを利用することになるのです。しかし、馬や豚ならどれでもいいというわけではありません。成分は育った環境に左右されます。ストレスのない良い環境で育った馬や豚が原料のプラセンタサプリメントがベストなのです。